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飯田珠理は、日本の海と野山など自然に囲まれたところに住んでいます。
 私はちいさな頃から動物や植物、自然を愛し、文章や絵を描くことを推奨する両親の元で育ちました。しかし、思春期になった頃、私は大病を患います。でも、それは必要な試練でした。その入院中、私の物を見通す目、物の命を感じる心、絵の力は飛躍的に伸びたのです。そして、私は絵の学校へと進み、絵の世界へと足を踏み入れました。
私は、妖精達を描くとき、そのものに宿る生命を感じ、それを自分の中で妖精の姿へと昇華させます。私が描く彼女（彼ら）は、私が感じ取ったそれらの生命の形なのです。
私はこの力を与えてくれた神と両親に、そして私の問いかけに答えてくれる生命達に、深く感謝しています。私はこれからも様々な物を見つめ、それらの声と生命を感じ取り、表していくでしょう。優しく微笑む、妖精達として。私の描く妖精が貴方の心に安らぎを与えてくれれば、私と彼女らはとても幸せです。
私は今、絵本を描いたり、個人依頼の絵やなどを制作しつつ、自然の中で、彼女たちの声を聞き、表すことをライフワークとしています。
Juri Iida
2005年 4月
JuriIida は新刊書「500フェアリーモチーフ」に掲載されます
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